腹式呼吸ってどんな呼吸?【シークボイトレ教室】


シークミュージックスクール ボーカル講師の和田です。

 

歌を勉強し始めると、必ず耳にする言葉。

腹式呼吸

皆さんは腹式呼吸と聞くと、どんなイメージですか?

”お腹に空気がポコっと入る呼吸”

っとイメージされる方多いのではないでしょうか、、

 

しかしですよ、当たり前ですが空気は肺にしか入りません。

 

肺は肋骨の内側、大きな風船のように2つぶら下がっています。
肺には筋肉がないので、肺自体が空気と吸ったり吐いたりすることはできません。

 

そこで活躍するのが、心臓・肺とその他内臓を隔てている、大きな筋肉

横隔膜

みぞおちに沿ってドーム型に付いている横隔膜が、グググっ〜と下に向かって下がることで胸郭が広がり、胸腔内が陰圧になる事で身体の外から空気が勝手に入ってくる。

 

お腹がポコッと出るのは横隔膜によって押しつぶされた内臓。
息は吐ききったら、勝手に入ってくる。
シンプルだけど、大切な理論。

 

人間は、安静時は、80%腹式呼吸なので特別な呼吸ではないですよ。

内臓も柔軟にしておく事も大切なので、便秘の方はまずはそこから改善しましょ〜。

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