メジャーコードとマイナーコードの違いと構成音【シークギター教室】
シークミュージックスクールインストラクターの渡辺です。
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すっかり暑くなって来ましたね。
毎年梅雨が来る前に夏が来たみたいですねーなんてレッスンの度に話している気がします。
とはいえまだまだ朝夜は冷えます。
みなさん体調管理にはお気をつけください。
さて、今日のブログは前回の続きです。
前回のブログでは
度数
の話をしました。
度数とはドの音からミの音までドから数えてド…レ…ミ…と3つ離れているので3度と表記する。
そしてコードは基本3度おきに音を積み上げたものです。
ド ミ ソ でCコード
ファ ラ ド でFコード
よく見る◯maj7などの数字が付いているコードは◯の音から”数字”度分離れた音が入っているコード。
例:Cmaj7であれば Cコード+シの音(Cから7度先の音)
こんな内容でしたね。
さて今日は
コードの明暗
についてです。
つまりメジャー(明るい)かマイナー(暗い)かの判別の仕方です。
前回コードの音は3度ずつ離して積み上げて行くものだとお話ししました。
例:Cコードの構成音であればド・ミ・ソ
コードの基準になる音(CコードであればC、つまりドの音のこと)を
根音/Root音
と言います。
そしてコードのそれ以降の音はRoot音からどれだけ離れているかを度数で表記します。
例:Cコード…ド・ミ・ソ/R・3度・5度
ここまでは大丈夫でしょうか?
ここからが本題です。
コードの明るい、暗いを決める音はRoot音の次の音、つまり3度の音がコードの明暗を決める音になります。
ではここで皆さん、ご自分の楽器のギターやベース、ウクレレを出してみてください。
それぞれの楽器のドの音の位置は
ギター→5弦3フレット
ベース→3弦3フレット
ウクレレ→3弦0フレット
この音から同じ弦で3度の音、今回でいうとミの音を探して見ましょう。
ギター→5弦7フレット
ベース→3弦7フレット
ウクレレ→3弦4フレット
どの楽器でも4フレット先にありますね。
この状態だとコードは明るい、つまり
メジャーコード
となります。
これを暗い、つまり
マイナーコード
にするにはどうすればいいかというと
3度の音を1フレット分音を落とす
これだけで暗くなります。
いままではド→ミの音、Root音→3度まで4フレット離れていました。
これを3フレットにすることでド→ミ♭となります。
メジャーコードは
Cコード→ド・ミ・ソ/Root・長3度・5度
マイナーコードは
Cmコード→ド・ミ♭・ソ/Root・短3度・5度
となります。
そして上ですでに表記していますが
明るい3度のことを長3度
暗い3度のことを短3度
と言います。
Root音からの距離が”長い”明るい3度
Root音からの距離が”短い”暗い3度
で覚えてください!
他のコードでもこのシステムで構成音を探して見ましょう。
例:DコードとDmコード
それぞれの楽器でのD、つまりレの音の位置は
ギター→4弦の0フレット
ベース→2弦の0フレット
ウクレレ→3弦の2フレット
ではここから明るい3度の音を探して見ましょう。
明るい3度の音は上記の音から4フレット先にあります。
それぞれの楽器では
ギター→4弦の4フレット
ベース→2弦の4フレット
ウクレレ→3弦の6フレット
となります。
このフレットの音はファ♯です。
つまりDコードの構成音は
Dコード→レ・ファ♯・ラ
となります。
これを暗くするのは簡単ですね。
さっきわかった3度の音を1フレット落とすだけでいいです。
1フレット落とすとファ♯からファの音になります。
Dmコード→レ・ファ・ラ
これでDのメジャーコード、マイナーコード完成です。
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今回、かなりの長文になってしまいました。
申し訳ありません。
出来るだけわかりやすいように楽器を例に紹介していきましたがいかがだったでしょうか?
前回の内容や別の音楽の疑問でもわからないことがあれば是非担当インストラクターの方に聞いて見てください。
ブログやネットの記事だけではなかなか理解しにくい理論やテクニックについてもわかりやすく紹介してくれると思います。
それでは失礼致します。
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